双六堂双六堂

季球妖物語

中編和風ファンタジー連作集。 ――妖とは、人の心が映し出すもの。 都外れの小さな村に、人を食いかねない鬼が出るという。噂を聞きつけ、興味本位に関わる事になってしまった種田草雲。果たしてその村に存在するのは、オニなのか、ヒトなのか。 ――ヒトは皆己の心に鬼を飼い、真実の鬼を目覚めさせる。 【第一幕・桜鬼】 ――所詮、この世は物語。 ひょんな事から実の妹、千花と再会を果たした草雲。しかしその再会には、思わぬ出会いも待っていて――。 ――どっちにしろ、同じ事だよ、先生。【第二幕・夢織人】 そのほか、日常短編二本収録。 文庫サイズ、272P。

中編和風ファンタジー連作集。 ――妖とは、人の心が映し出すもの。 都外れの小さな村に、人を食いかねない鬼が出るという。噂を聞きつけ、興味本位に関わる事になってしまった種田草雲。果たしてその村に存在するのは、オニなのか、ヒトなのか。 ――ヒトは皆己の心に鬼を飼い、真実の鬼を目覚めさせる。 【第一幕・桜鬼】 ――所詮、この世は物語。 ひょんな事から実の妹、千花と再会を果たした草雲。しかしその再会には、思わぬ出会いも待っていて――。 ――どっちにしろ、同じ事だよ、先生。【第二幕・夢織人】 そのほか、日常短編二本収録。 文庫サイズ、272P。